【レシップ製】東急バスの車内LED表示機を入手
2018年度のバス利用感謝デーを通った際、(たまたま通っただけですよ!ホントですよ!)東急バスのブースでLED電光掲示板を見つけました。3000円ということでしたが、売れ残っているということで、1000円なら買うと言ったら売ってくださいました!
↑東急バスのブース。こんな車両もいるのですね!緑色で、これはまさに遠〇バスみたいですね!!街と~生きよう~♪
こちらが購入したLED表示機。バスの一番前に取り付けられているものです。
めざします。人と環境にやさしいバス!こういう部品大好きです!
起動するとは思っていませんが、開けてみました。基盤にはS‐Lightと書いてあり、どうやらバス用部品を制作しているLESIP(レシップ)社の製品のようです。
中にはLEDドットマトリクス部分以外も、沢山の部品と基盤が取付けられていて、バス放送等の制御もここで行っていたようです。
直流30Vを流したところ、ピーピー、という起動音を発生させることはできました。しかし、LED表示は光りません。表示させるデジタル信号を出力させる機器がないとダメなようです。
光らせるとしたら、LED表示の部分に別のマイコン(アルディノなど)を繋ぐしかなさそうですね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
【GMキット解説】伊豆急110系 NEW電車シリーズ214
グリーンマックスキットの伊豆急100系は、2回ほどリニューアルして発売されていましたが、2回目のリニューアル製品はパーツの大きさが合っていなかったりと、「グリーンマックス史上最も難しいキット」とも呼ばれていたそうです。現在は生産終了となっていますが、2018年ごろに再生産されたらしいので挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回は、中古で手に入れた1回目の「NEW電車シリーズ」キットの伊豆急110系について解説いたします。生産は1980年代のはずです。
NEW電車シリーズは、品番は200番台で生産されました。それまでのグリーンマックスのキットは一体成形ボディで、1両ずつ売られていたのが印象的ですが、品番200番台では2両セットで販売されていました。また、当時動力ユニットはグリーンマックスから発売されておらず、KATOやエンドウのものを使用することが大半でしょう。
裏面には解説等がたくさん書かれています。
キット自体は、現在のグリーンマックスキットでも見られるような配置。現在のグリーンマックスキットのルーツはここにあります。造形は「おもちゃ」ですが、当時にしてはおそらく精密で、塗装とカスタム、技量次第では現在のNゲージにも十分通じると思います。
床下は金属製です。初期のグリーンマックスキットでは見慣れた仕様です。個人的には、これはウェイトにもなるし、重厚感もあってとても好きなパーツの一つです。当時のキットを制作する際は、市販の床下機器を使うのもありですが、一度この部品で制作してみていただきたいです。
屋根はこの通り、とてもシンプルな造形です。伊豆急100系統はとてもバラエティが豊富な車種なので、カスタムが出来るという点でこのような造形にしたのか、それともグリーンマックスのやる気がなかっただけなのかはわかりません。
窓周りをクローズアップしてみましょう。このようにバリはとてもたくさんあります。また、生産から30年以上たっていることもあり、窓枠などは少し力を入れるとパキっと折れてしまいます。ですが、造形自体は悪くないように感じます。
最後に、こちらが作例です。切り継ぎ等を実施し、片運転台のキットから、両運転台車と中間車を制作しました。
まずご覧いただきたいのはこの2両の造形です。ほとんど造形を私がいじることはありませんでしたが、伊豆急100系の特徴をよくとらえています。
また、床下機器は2両とも金属製付属パーツを利用しています。重厚感がある床下を愉しむことが出来ます。
今回、「Nぺパ!」ではNEW電車キットについて解説をしました。伊豆急110系の制作過程については箱鉄グループHPで紹介していますので、ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました
【GMキット解説】営団6000(7000・8000)系(製品No.420)
造る苦しみいっぱい!グリーンマックスの未塗装キット(エコノミーキット)の製品解説をいたします!
第一回は、営団6000(7000・8000)系エコノミーキット。
そもそもグリーンマックス(GM)の未塗装キットシリーズは多くが20年以上前に設計された金型を使って生産されているので、車両のバラエティは非常に古いです。今回のこのキットも、東京メトロではなく、もちろん営団。側面と全面には営団マークが。
今回ご紹介するキットは、緑パッケージになったリニューアル版です。説明書もついていますが、これは旧製品の箱に記載されていたもののほぼコピーになります。
キット内容はこちら↓
★★★再生産/エコノミーキット(西武5000系、営団6000系、JR211系1000番代、京急2000形) « GM通信
現在入手できるこの製品では、6000系、7000系、8000系が制作できます。説明書通りに作ると、営団時代の6000系が制作できます。7000系と8000系を製作する際は、妻板や窓、ドア窓の表現が異なりますので、各自努力が必要です。
今回は、メトロ時代の7000系(副都心線塗装)を最低限の労力でそれっぽいものを制作してみます。まず必要なのは、側面の行き先表示版をプラ板で埋めること。営団マークも削ります。
また、面倒なのは妻板の表現。これはまた編成によっても差がありますが、今回は7113Fを参考に、このような表現にしました。加工内容は窓埋めですが、窓の埋め方は「大きな板を貼り付ける」ものと「窓のみ埋める」ものの二種類です。
また、帯は3色のため、塗装は非常にめんどくさいので、シールを自作しました。
組み立ては普通に、L字からの最後に屋根つけというプロセスです。シールを貼り付けると上のようになります。
8両編成の完成図です!台車や車輪は手に入れられていませんが・・・笑
GMキット解説、第1弾はこのへんで・・・!
相鉄10000系だけの横浜駅
なるべく毎日ブログを更新したいので、今日はくだらない雑談を・・・相鉄とJRのお話です。
今日は朝から人身事故で大変な目に合いました・・・ですが、帰りには横浜駅で10000系の3並びを目撃。
さて、相鉄10000系といえば、JRのE231系を元に作られた車両です。JRベース初の車両となりますね!
実はこの10000系は、今まで独特な技術や装備を用いて車両を制作してきた相鉄にとって、相鉄の歴史を変えてしまう列車でした。独特な技術や装備とは、例えば車内の鏡・外付けのディスクブレーキ・直角カルダン、など。相鉄の社内では、これらに対してプライドを持ってる社員も多く、他社であるJRの車両を少し改造しただけの車両を導入するには抵抗があったはず。それだけに、この車両に大きな期待も持っていました。当時では、直角カルダンや外付けディスクブレーキなんて時代遅れ感がありましたからね。
しかし、10000系の車内からの評価は不評であったと聞きます。乗り心地がそこまで良くなかったし、車両間のドアはあまり立て付けが良くない。車両の扱い方も違うので整備もはじめは手間取り、期待はずれ、だったそう。
そんな10000系の次に作られた新車はこちらの11000系です。これもJRベースで、当時の最新鋭E233系がプロトタイプです。
結果から言うと11000系は乗り心地が良く、評価も高かったそう。
さて、JRベースの車両は2019年にも、12000系という新車が登場します。外装はE235系ベースで、走行機器はE233系ベースと考えられます。
なぜ、走行機器をE233ベースにしたのか。E235系ではインバーターにSicパワー半導体を用いた最新鋭装置を用いています。考えられる理由としては、「11000系のJR乗り入れ可能タイプ」という位置づけにして整備時のマニュアルを11000系とほぼ同一のものにしたい、もしくは、乗り入れ先のJRの言いなりになるしかなかった(埼京線ではSicを用いた車両が定期運用していないためJR側での扱いが面倒くさくならないようにしたなど)、ということが考えられるのではないでしょうか。
何故か長くなってしまいましたが今回はここまで。またいつか続きをお話しますね。