ハマの模型鉄の独り言

いろいろ作ったり、いろいろ出歩いたり。

相鉄10000系だけの横浜駅


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なるべく毎日ブログを更新したいので、今日はくだらない雑談を・・・相鉄とJRのお話です。

今日は朝から人身事故で大変な目に合いました・・・ですが、帰りには横浜駅で10000系の3並びを目撃。

 

さて、相鉄10000系といえば、JRのE231系を元に作られた車両です。JRベース初の車両となりますね!

実はこの10000系は、今まで独特な技術や装備を用いて車両を制作してきた相鉄にとって、相鉄の歴史を変えてしまう列車でした。独特な技術や装備とは、例えば車内の鏡・外付けのディスクブレーキ・直角カルダン、など。相鉄の社内では、これらに対してプライドを持ってる社員も多く、他社であるJRの車両を少し改造しただけの車両を導入するには抵抗があったはず。それだけに、この車両に大きな期待も持っていました。当時では、直角カルダンや外付けディスクブレーキなんて時代遅れ感がありましたからね。

 

しかし、10000系の車内からの評価は不評であったと聞きます。乗り心地がそこまで良くなかったし、車両間のドアはあまり立て付けが良くない。車両の扱い方も違うので整備もはじめは手間取り、期待はずれ、だったそう。

 

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そんな10000系の次に作られた新車はこちらの11000系です。これもJRベースで、当時の最新鋭E233系がプロトタイプです。

結果から言うと11000系は乗り心地が良く、評価も高かったそう。

 

さて、JRベースの車両は2019年にも、12000系という新車が登場します。外装はE235系ベースで、走行機器はE233系ベースと考えられます。

なぜ、走行機器をE233ベースにしたのか。E235系ではインバーターにSicパワー半導体を用いた最新鋭装置を用いています。考えられる理由としては、「11000系のJR乗り入れ可能タイプ」という位置づけにして整備時のマニュアルを11000系とほぼ同一のものにしたい、もしくは、乗り入れ先のJRの言いなりになるしかなかった(埼京線ではSicを用いた車両が定期運用していないためJR側での扱いが面倒くさくならないようにしたなど)、ということが考えられるのではないでしょうか。

 

何故か長くなってしまいましたが今回はここまで。またいつか続きをお話しますね。